PROFILE
- 職種営業職
- 入社年2015年
- 勤務地大阪本社
大学では機械工学を学びながらも、入社後に不織布やフィルターの知識を一から吸収。現在は営業担当として、ビル空調用フィルターを中心に提案し、お客様の現場状況を丁寧に把握しながら性能・交換タイミングまで含めた最適解を導き出している。信頼関係を築き、製品が市場に届く喜びを実感しながら活動。
お客様の求める性能に対して
適切な仕様を設計する
私は大学時代、岡山県から香川大学へ進学し、機械工学科で学んでいました。
専攻ではAIやセンサー系の分野に触れていましたが、現在の仕事とは直接関係のない内容だったため、入社後は会社の先輩方に教わりながら、実際に製品に触れ、自分でも調べて知識を広げていきました。
現在所属しているのは営業部で、主にフィルター関連の営業を担当しています。
担当分野として多いのはビル空調向けのフィルターであり、ビル管理会社や空調設備のメンテナンス企業、またフィルターそのものを加工して製品化するメーカーがお客様の多くを占めています。
不織布の原反(最終製品に加工する前の、ロール状の巻物)を自社で製造し、それを加工メーカーへ提供し、OEM形態で最終商品として市場に並ぶことが多いです。
スーパーに並ぶレンジフード用フィルターなど、実際に消費者に届く製品もあります。その棚に自社の製品を見つけたときは営業として大きな喜びを感じます。
営業の難しさは、お客様が求めるフィルター性能に対して適切な仕様を設計し、提案する点にあります。不織布は、繊維構造や厚み、粒子捕集性能が使用環境に応じて大きく変化します。
そのため現場の使用場所、管理状況、交換頻度などを細かくヒアリングしなければ、提案した製品が適切に機能しない可能性があります。実際に、10年交換されなかったフィルターを分析したところ、性能が著しく低下しており、適切な交換をご提案したケースもあります。
フィルターが劣化すると空調機器の負荷が上がり騒音や電力消費増につながるため、適切な交換提案は営業として重要な役割となっています。
異なる製法設備を持つ
3つの工場が
大きな競争力に
当社には国内に3つの工場があり、それぞれが異なる製法設備を持っています。乾式短繊維不織布というマニアックなジャンルで複数製法に対応できる点は当社の強みになっています。
用途に応じて最適な工場に振り分けて生産しており、自動車、ビル空調、医療用途、OA機器など幅広い分野に対応可能です。実際、国内では数十社ほどのメーカーがあると言われる不織布業界において、その柔軟性は大きな競争力となっています。
営業として活動するときは、午前中はメール対応や見積り作成、午後に商談訪問を行い、夕方に社内に戻ってまとめ作業を行うことが多いです。
現在担当している企業数は約60社となり、中でもビル空調系のお客様が多くなっています。
お客様との信頼関係構築は最も大切にしている要素であり、困りごとが起きたときに迅速に相談していただける関係づくりを心掛けています。時には仕事以外の会話や食事の時間を通じて信頼が深まることもあります。
アフターファイブも充実しており、長年続けている習い事に取り組んでいます。岡山時代から始め、転勤後も通える場所を探して継続することができています。仕事終わりにそのまま向かう日もあります。また、最近ではお客様に釣りへ誘っていただくこともあり、新たな趣味として楽しんでいます。
就職活動を振り返ると、同じ大学出身の先輩が在籍していたことが入社の決め手になりました。
学生の皆さんには、企業のイメージだけで判断せず、実際に話を聞いてみることを勧めたいと思います。働いてみないとわからないことは多いですが、人との繋がりや信頼関係の大切さは、どの仕事でも共通する核になると感じています。